ゾウの鼻、長いだけじゃない=嗅覚遺伝子、イヌの倍―東大 - 東京大学掲示板
ゾウの鼻、長いだけじゃない=嗅覚遺伝子、イヌの倍―東大
0名前を書き忘れた受験生 2014/07/24 21:06 2206view
東京大の研究チームは、においを感じ取る嗅覚受容体の遺伝子がアフリカゾウでは約2000個に上り、イヌの2倍以上あることを発見した。嗅覚受容体は空気中のさまざまな「におい分子」をキャッチするため、遺伝子が多いほど多様なにおいを嗅ぎ分ける能力につながるという。論文は22日付の米科学誌ゲノム・リサーチに掲載された。
東京大大学院農学生命科学研究科の新村芳人特任准教授らは、アフリカゾウや人間、マウスなど哺乳類13種の全遺伝情報(ゲノム)をコンピューターで詳しく調査。嗅覚受容体を作る遺伝子を約1万個特定した。
このうちアフリカゾウは約2000個で、これまで報告があった中で最も多いラットの約1200個を上回った。イヌは約800個、人間は約400個だった。
13種の哺乳類が共通の祖先から枝分かれする過程で約1万個の嗅覚受容体遺伝子がどう変化したかを調べたところ、もともとは781個の遺伝子だったことも分かった。うち3個はあまり変化がなく、異なる種の間でも遺伝子配列がよく似ていることから、共通する重要な機能を担っている可能性があるという。
新村特任准教授によると、飼育されているアジアゾウを使った実験では、人間が識別できない微妙なにおいの違いも嗅ぎ分けたといい、「鼻が手のような役割をするゾウは、常に外界を探索するため嗅覚を使うように進化しているのではないか」と話している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140723-00000009-jij-sctch
東大でもこんな研究してるんですね。
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