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テニスの魅力  - 雑談

テニスの魅力 


0ラガー 2016/01/05 20:02  34370view
錦織圭が示したテニスの凄さをもっと知りたい。
疑問やほかの選手の話題でもなんでもOK。

⇒テニスの魅力(前スレ)http://www.100ten.info/talk/27/

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263ラガー 2016/09/08 16:26
錦織選手、世界ランク2位のA・マレーを破りベスト4進出。
1−6,6−4,4−6,6−1,7−5のフルセット3時間57分という白熱の試合を制しました。

第1セット、第1ゲームから0−40といきなり錦織選手がトリプルブレークポイントを握ります。しかしこれを取り切れずマレーにキープを許すとその後もミスが続き第3ゲームから5ゲームを連取されあっという間にファーストセットを落としてしまいます。
第2セットもマレー優勢の流れで錦織選手も必死に食らいつきます。第4ゲームで雨が落ちてきて試合が一時中断しますがすぐに再開、続く第5ゲームでマレーがブレークし完全にマレーの流れかと思いましたが第6ゲームですぐにブレークバックに成功します。そして第7ゲーム、40−30となったとき再び雨が。これにより運営の判断で今年からセンターコートについた屋根を閉めることになり両者はコートを去ります。この雨を味方につけたのが錦織選手でした。ロッカールームでコーチたちと話をしプレート戦術を練り直せたのが大きかったみたいです。屋根が閉まり試合が再開後、徐々に相手のプレーに対応していき第10ゲームでブレークに成功。セットカウント1−1にします。
第3セットはブレーク合戦に第1、第2、第7、第8とマレーが先にブレークしすぐに錦織選手がブレークバックする展開になりますが第9ゲームで錦織選手がブレークされセットカウント1−2となりマレーが準決勝進出に王手をかけます。
第4セット、雨に続きセンターコートを襲った悲劇はスピーカーでした。屋根を閉めた影響かスピーカーから変な音がし始めます。音響設備の誤作動だったみたいですが両者の反応は対照的でした。錦織選手は普段から集中していると観客の声など関係のないものに乱されることはなくプレーできるタイプです。しかしマレーは神経質な性格でプレーに関係のないことで試合が乱されるととてもイライラしてぶつぶつ文句を言うタイプです。これに追い打ちをかけたのが蛾でした。先のスピーカーでブレークチャンスを逃したマレーはさらに蛾に気を取られミスを連発、一気に調子を崩してしまいます。それに対して錦織選手は試合後の会見で「きれいな蝶々だなぁと思った」と天然ぶりを炸裂。結局このセットを6−1で取り試合はファイナルセットへ。
セット間にトイレットブレークをとったマレーはまだコート上にいた蛾(蝶?)をラケットで振り抜きご遺体はボールボーイの手によって退場していきしました。
運命のファイナルセット、ここから大会史に残る死闘が始まります。第1ゲームから長いラリーが続き錦織選手がマレーと互角以上の打ち合いを展開、いきなりブレークに成功します。サーブ&ボレーなど引き出しの多さで相手を翻弄しますが第4ゲームミスが重なりマレーにブレークバックを許してしまいます。しかしマレーもファーストサービスの確率が悪くプレーに安定感が出ません。そこを逃さず錦織選手が再び1ブレーク前に出ます。両者リターンとストロークを武器しているだけあってサーブでポイントが決まることは少なく、さらにラリーが長くなります。そんな中第8ゲームでマレーが追いつき第10ゲームまで終わりゲームカウント5−5。USオープンは他の4大大会とことなりファイナルセットもタイブレーク制を導入していますので私はタイブレーク突入かと思いました。しかし第11ゲーム最後のチャンスが訪れます。30−30からマレーが痛恨のダブルフォルト。この一度のチャンスに錦織選手が選択したのはドロップショットでした。必死に前に走りマレーが追いついて返しますが錦織選手も負けずに球に追いついてブレーク。第12ゲームは錦織選手がキープし長い長い試合は錦織選手の大金星となりました。試合後本当にうれしそうな表情が印象的でした。リオで銅メダルを取った時よりも嬉しそうでしたよ。

試合以外のこと(雨、スピーカー、蛾)でペースを乱したのは確かにマレーでしたがそれは錦織選手同じ条件でした。錦織選手は本当に高い集中力を維持して戦っていたと思います。特に目立ったのが修正能力の高さです。第1セットは14本ものアンフォーストエラー(凡ミス)を犯しましたが徐々に対応、マレーとの打ち合いでも予測の良いマレーの逆を突くショットが何本も見られリオオリンピックの準決勝での対戦経験も活きたと思います。
それにしても両者通じて17回もブレークとはなかなかに凄まじい試合でした。

しかしこれで終わりではありません。準決勝の相手は第3シードのワウリンカが上がってきました。
順当と言えば順当なのですが相手はリオの銀メダリストJ・M・デルポトロでしたので楽な試合ではなかったはずです。
疲れは錦織選手の方があると思いますが何とかあと2戦、素晴らしい試合をしてくれることを期待しています。
ここまで来たら優勝だ〜!
 
ベスト4を載せておきます。ジョコビッチはツォンガの途中棄権で5回戦って3回が相手棄権の珍事。

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