共分散についてです - 数学の勉強掲示板
共分散についてです
0さくら 2022/01/17 22:37 688view
共分散をSxyとして、データがaxi、ayi + bと変わった時の共分散はどのようになるか。
という問題があるのですが、全くわかりません。 ヒントや考察でもいいので何かありましたら教えてほしいです。
0pt
0pt
2まーさん。 2023/03/17 15:46
この問題に取り組むためには、共分散の定義に基づいて計算を行う必要があります。共分散は、2つの変数間の関係性を示す統計量であり、変数の偏差積の平均を計算することによって求められます。すなわち、以下の式で与えられます。
cov(X,Y) = E[(X - E[X])(Y - E[Y])]
ここで、XとYは2つの変数を表し、E[X]とE[Y]はそれぞれの期待値を表します。また、共分散をcov(X,Y)と表記します。
この式を用いて、データがaxi、ayi + bと変化した場合の共分散を求めることができます。まず、新しい変数X'とY'を以下のように定義します。
X' = ax
Y' = ay + b
これらの変数の共分散を求めるために、共分散の式を変形して次のように書くことができます。
cov(X',Y') = E[(X' - E[X'])(Y' - E[Y'])]
期待値を展開すると、以下のようになります。
cov(X',Y') = E[X'Y'] - E[X']E[Y']
X'とY'の定義式を代入すると、次のようになります。
E[X'Y'] = E[ax(ayi + b)] = aE[X]E[Y] + ab
E[X']とE[Y']も同様に求めることができます。
E[X'] = E[ax] = aE[X]
E[Y'] = E[ay + b] = aE[Y] + b
これらの式を代入すると、共分散cov(X',Y')は以下のようになります。
cov(X',Y') = aE[XY] - aE[X]E[Y] + ab - aE[X]E[Y] = a cov(X,Y)
よって、データがaxi、ayi + bと変化した場合の共分散は、変数Yの値に関わるbを除いて、元の共分散の定数倍となります。
この問題に取り組むためには、共分散の定義に基づいて計算を行う必要があります。共分散は、2つの変数間の関係性を示す統計量であり、変数の偏差積の平均を計算することによって求められます。すなわち、以下の式で与えられます。
cov(X,Y) = E[(X - E[X])(Y - E[Y])]
ここで、XとYは2つの変数を表し、E[X]とE[Y]はそれぞれの期待値を表します。また、共分散をcov(X,Y)と表記します。
この式を用いて、データがaxi、ayi + bと変化した場合の共分散を求めることができます。まず、新しい変数X'とY'を以下のように定義します。
X' = ax
Y' = ay + b
これらの変数の共分散を求めるために、共分散の式を変形して次のように書くことができます。
cov(X',Y') = E[(X' - E[X'])(Y' - E[Y'])]
期待値を展開すると、以下のようになります。
cov(X',Y') = E[X'Y'] - E[X']E[Y']
X'とY'の定義式を代入すると、次のようになります。
E[X'Y'] = E[ax(ayi + b)] = aE[X]E[Y] + ab
E[X']とE[Y']も同様に求めることができます。
E[X'] = E[ax] = aE[X]
E[Y'] = E[ay + b] = aE[Y] + b
これらの式を代入すると、共分散cov(X',Y')は以下のようになります。
cov(X',Y') = aE[XY] - aE[X]E[Y] + ab - aE[X]E[Y] = a cov(X,Y)
よって、データがaxi、ayi + bと変化した場合の共分散は、変数Yの値に関わるbを除いて、元の共分散の定数倍となります。
0pt
0pt
関連トピック
掲示板TOPへ戻る