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0名前を書き忘れた受験生 2014/08/29 09:06 　28880view

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医学部受験に関することならなんでも

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71名前を書き忘れた受験生 2017/10/04 20:58

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>>67

医学部人気は継続中

　少子化に伴い、一部の難関校を除けば大学全入時代となった現在だが、医学部人気は衰えることを知らない。幾つか要因を探ると、(1)医師不足で医師の需要が高い (2)東京大学、京都大学などの難関大志望者による医学部への志望変更 (3)女子の医学部志願者の増加 (4)1970年代に新設された医学部（34大学）へこの当時入学した保護者の子供が医学部を志望 (5)歯学部不人気による医学部への志望変更−などが挙がりそうだ。

　ひとたび医師免許を取得すれば職には困らず、定年の心配や男女の区別も少ない。難関大学を出て大手企業に入社しても、倒産やリストラなど先行きの不安を否定できないこの時代、医師免許は最強の資格の一つで、生涯賃金も大きな魅力だ。

　こうした中、医学部の1年次入学定員は昔と比べると著しく増加している。国公立大と私立大を合計すると、1955年度に2,820人だった入学定員は、2016年度には9,262人と3倍以上になった。19年度までは医師不足解消を目的に、主に「地域枠」に限って各大学の定員の上限を140人まで拡大できる。一方で、冒頭で述べたように志願者も増加しているため、医学部入試の難度が緩和する気配は今のところ感じられない。

　医学部の難易度の高さは国公立大に限った話ではない。私立大の難化も著しく、1970年代に偏差値が50前後でしかなかった大学でも今では軒並み65を超えている。私立大最難関の早稲田大学や慶応義塾大学の理工系学部の偏差値が65前後であることを考えると、その難しさが実感され、ショックを受ける保護者も多い。また、昨今は高校のレベルや人気を示す指標として、東大、京大の合格者数と同様に、医学部の合格者数も大きく取り上げられるようになっており、世間の注目度の高さがうかがえる。

　2016年度医学部入試での話題は、東北薬科大学（同年4月に東北医科薬科大学に改称）への医学部新設だった。17年度も国際医療福祉大学成田キャンパス（千葉県成田市）に医学部が新設される。同大が成田市と共同で提案した「国際医療学園都市構想」を構成する国家戦略特区事業の一つとして、医学部設置の認可を受けたものだ。国際性を重視しグローバルスタンダードに対応した医学教育を行いながら、総合診療力を持った医師を育成することを目標としており、受験生や高校の教員からも非常に注目されている。

　2年連続の医学部新設で、この2大学だけでも240人もの医学部入学定員増となる。