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好適環境水ってスゴすぎる!?


0名前を書き忘れた受験生 2014/11/01 22:17  5093view
好適環境水 こうてきかんきょうすい

魚類の正常な代謝を維持するために最小限必要な電解質を含ませた水のこと。淡水魚、海水魚の双方に適する浸透圧となっているため、同じ水で共に育てることもできる。
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12名前を書き忘れた受験生 2014/11/07 02:17
好適環境水の作り方続き

これらの結果から、人工飼育水に添加する成分は、上記6元素4試薬より減少させることができないものと考えたが、先に行った4元素3試薬による実験、即ち、
塩化ナトリウムを 7.0587(g/l)
塩化カルシウム2水和塩を 0.3641(g/l)
塩化カリウムを 0.18125(g/l)
添加した人工飼育水(以後、3試薬による人工飼育水という。)での飼育が、当初良好であり2週目以降に悪化し3週間に斃死した状況であり、塩化ナトリウム及び硫酸マグネシウムを全く加えない人工飼育水による飼育して直ぐに斃死してしまった結果とは異なっていることに着目し、3週間飼育した後の3試薬による人工飼育水を詳しく調べてみたところ、飼育前には6.45であったpHが、3週間後のマダイ斃死時には4.8にまで減少していた。
これを受け、マダイが生存できるpHを実験した結果、pH5.0乃至pH8.4程度であることが判明し、先の3試薬による人工飼育水を用いた実験を再び行った。その際に、使用した濾過装置に用いた棒状セラミックスに加え、小豆台の天然サンゴ砂も加えて濾過装置とし、サンゴの主成分である炭酸カルシウムが徐々に人工飼育水中に溶け出してpH調節が可能な状態(pH調整剤としての働きを行う状態)で飼育実験を行った。被検体は、体長15(cm)のマダイ2(尾)と、体長10(cm)のヒラメ10(尾)をそれぞれ別水槽に収容した。
その結果、マダイ、ヒラメ共に2ヶ月以上の長期に亙り斃死等の発生もなく順調に飼育でき、約2ヶ月間でマダイの体長が25(cm)、ヒラメの体長が15(cm)となり良好な発育が見られた。
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